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はりは痛くないですか?お灸は熱くないですか?

指に縫い針がささった痛みや注射をイメージされる方もいらっしゃると思いますが、鍼灸の施術には髪の毛よりずっと細い鍼 (太さ0.1~0.2ミリ)を使用しますのでほとんど痛みを感じません。鍼を刺したことすら感じないことも多いです。 心地よくて眠ってしまわれる方も多くいらっしゃいます。お子様も平気で来院されています。体質、敏感さ、施術部位に応じて 刺激を調節しますのでご安心ください。(痛みの感じ方には個人差や施術部位による差があります) お灸は少し暖かいものから強めの刺激のものまでいろいろあり、施術部位や目的、受ける方の感じ方に合わせて使い分けます。

痕は残りませんか?

はりでは、まれに小さな皮下出血が起こることがありますがこれは生体の正常な反応です。数日から3週間程度で痕は消えます。 お灸は直接もぐさを皮膚に置きませんのでやけどの痕は残りません。まれに小さな赤みが残ることがありますが数日で消えます。

何回位通院すればよくなりますか?

個々のケースによって違いますので一概には言えません。急性の症状の場合、1回の施術でかなりの効果がみられるものもありますが、 3回~5回位の施術である程度の効果があらわれるものもあります。一般に体質による症状、加齢による症状、長期間悩んでおられる症状は 長くかかる傾向にあります。慢性の症状や繰り返す症状の場合、施術で症状が改善しても、その後も生活習慣や精神的肉体的ストレス、 季節的な要因など体には負担がかかり続けています。また、人間の体は確実に老化していきます。 ですから何もせずに良い状態をキープするのは少し困難です。そのため慢性の症状では定期的にご来院された方が良いケースもあります。

どのような服装で行けば良いですか?

上は半袖Tシャツやタンクトップ、下はショートパンツやジャージのような、首、肩、腰、腕、脚などが 出しやすい服装が望ましいです。着替えを持ってきていただいても結構です。 ショートパンツや施術着(施術用に作られた上下セットの着替え)はこちらで用意することもできます。 施術部位以外はタオルや毛布をかけます。

はり灸はなぜ効くのですか?

非常によく聞かれる質問ですので、このスペースでは不十分ですが一部を紹介します。

はりや灸による局所への作用

はりや灸の刺激により、筋肉の過緊張が緩和され血液循環が改善し、痛みや疲労を軽減し不調を緩和します。

鍼鎮痛作用

はりの刺激が神経を介して脳に伝わると、痛みを抑制する神経物質(内因性モルヒネ様物質)が放出されます。 それが脊髄後核と呼ばれる脳へ痛みを伝える伝導路に働きかけ痛みを抑制します。その他、あとで説明しますが、 自律神経反射によっても血流改善され、結果的に痛みのが抑制につながります。

自律神経系への作用

自律神経は交感神経と副交感神経に大別されます。何らかの理由でこれらが失調すると筋肉が緊張してコリや痛みが出たり、 血液その他の循環の悪化により頭痛、めまい、冷え、しびれ、倦怠感、痛みなどの症状があらわれます。 例をあげると、筋肉の疲労、損傷によって筋肉内の血液の循環が悪い状態になります。この時交感神経は緊張した状態になっています。 鍼や灸の刺激は中枢神経(脳、脊髄)を介して交感神経の緊張を緩和し筋肉内の血流を改善させます。 その結果、筋肉内の乳酸や発痛物質が血液にのって流れ、筋緊張や疲労や痛みを軽減します。 内臓や血管は自律神経の支配を受けているので、鍼の刺激で交感神経と副交感神経のバランスが整うことで 様々な不調の改善も期待できます。

内臓体表反射

多くの生理学者により定説化されていますが、内臓に異常があると神経系を通してその内臓と関連のある 皮膚や筋肉に変化があらわれます。例えば、異常のある内臓と関連のある皮膚にしびれや痛みがおこったり、 関連のある筋肉にコリや痛みがおこったりします。逆に身体の表面(皮膚や筋肉)を刺激することによって 内臓の働きを調整することもできます。

免疫作用

免疫系の組織や器官がはり灸の刺激を受けて、白血球やリンパ球等の免疫細胞の活動を調節しうると考えられています。 また鍼灸の刺激はストレスで免疫力が抑制されることを防止する働きもあると考えられています。 他にも、お灸をすることにより微小な炎症が起こり、白血球や大貪食細胞が増加し免疫力が高まることも考えられます。

『つぼ』って何ですか?

非常におおまかな説明になりますが・・・

『つぼ』とは、中医学で病気の診断、施術に必要な皮膚上の特定部位のことで、『経穴』(けいけつ)といい 一定の『経絡』(けいらく)上に分布しています。『経絡』とは『気』の通り道で五臓六腑と通じているので、 経穴、経絡、臓腑は相互に連絡しています。そのため五臓六腑に異常があらわれると関係する経穴に圧痛等の反応が見られます。 逆に経穴にはりや灸の刺激を加えると、経絡を通してつながる臓腑や、経絡が通る筋肉や関節の機能を調整することができます。 『気』とは中医学では『血』『水』と共に人体を構成したり機能させたりする成分の一つと考えられています。 上の質問の答えの『内臓体表反射』のあらわれる場所と『つぼ』が一致していることはよくあります。

鍼灸はどんな症状にききますか?

WHO(世界保健機構)では色々な症状に対して鍼灸の有効性を認めています。

運動器系疾患

関節炎・リウマチ・頸肩腕症候群・頸椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症

神経系疾患

神経痛・神経麻痺・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・痙攣

消化器系疾患

胃炎・消化不良・胃酸過多・下痢・便秘・胃十二指腸潰瘍・痔疾・胃下垂・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎

循環器系疾患

高血圧症・低血圧症・動悸・息切れ・心臓神経症・動脈硬化症

呼吸器系疾患

気管支炎・喘息・風邪および予防

婦人科系疾患

更年期障害・生理痛・生理不順・冷え性・乳腺炎・白帯下・血の道・不妊

眼科系疾患

眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

代謝内分泌系疾患

バセドウ病・痛風・糖尿病・貧血・脚気

生殖・泌尿器系疾患

腎機能傷害・膀胱炎・尿道炎・腎炎・尿閉・前立腺肥大・陰萎

耳鼻咽喉科系疾患

耳鳴り・難聴・中耳炎・メニエル病・鼻炎・蓄膿・鼻出血・咽喉頭炎・へんとう炎

小児科系疾患

夜泣き・かんむし・消化不良・偏食・食欲不振・不眠・アレルギー性湿疹・小児喘息・耳下腺炎・夜尿症

皮膚科疾患

皮膚炎、蕁麻疹(じんましん)、ヘルペス、円形脱毛症

交通事故傷害の自賠責保険での施術はできますか?

交通事故の被害者の方は自賠責保険で鍼灸を受けられます。ご自身による事故も任意保険(人身傷害補償)により 自己負担なく受けていただけます。交通事故による、むちうち、腰の痛み、腕や足の痛み、しびれ、頭痛などの 不調でお困りの方はご相談下さい。

※詳しくはお問い合わせください。

健康保険は使えますか?

次の疾患については医師の同意書があれば健康保険ではり・灸が受けられます。

神経痛・・・坐骨神経痛など

リウマチ・・・急性、慢性で各関節が腫れて痛むもの

腰痛症・・・慢性の腰痛、ぎっくり腰など

五十肩・・・肩の関節が痛み腕があがらないもの

頸腕症候群・・・首から肩、腕にかけてしびれたり痛むもの

頸椎捻挫後遺症・・・首の外傷、むちうち症など

痛みのある局所のみの15分程度の施術です。 医師からの同意書はご本人でお取りいただきます。同意書用紙はこちらでお渡しします。

※詳しくはお問い合わせください。


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